●みよみよの会とは

 

 みよみよの会とは、茶の湯を総合的に学ぶ自己研鑽の会です。

 「みよみよ」とは「看々臘月尽(みよみよろうげつつくす)」という禅語に因み名づけました

 臘月とは十二月のことを指し、一年の終わりのときこそ、よく「みて」過ごしなさいという意味です。

 流派に依らず、経験にも依らず、誰もが平等に茶の湯の原点を見つめ直す会となることを目指します。

 

 

1、学びたいことを学ぶ場所

2、従来の流派茶道の稽古

3、みよみよの会が最も大切にすること

最後に、自由な「みよみよ」

 

 


 

 

1、学びたいことを学ぶ場所

 

 点前以外」をもっと学びたいと思ったことはありませんか?

 これまでの茶道の稽古場では、何よりもまず「点前(茶を点ずる法)」を学ぶことが第一とされてきました。しかしながら、茶の湯の全体像を思えば、点前はその10分の1を占めるに過ぎません。ただ、それ以上のことを知りたいと望んでも、

 

他の流派(先生)のところに学びに行くことは許されない

 

何からどのように学んで良いかわからない

 

茶道を習ったことがないから講座や会に参加しづらい

 

特定の流派に所属せずに自由に学ぶ場所がない

 

 

などの理由で、茶の湯を諦めてしまう方々を多く見てきました。

 これらの制限がなぜ生じてしまうのかをずっと考えてきました。
 それは、いつの頃からか茶の湯が「家としての集合性」をあまりに重んずるようになり、本来の「個としての自由性」を失ってしまったからに他なりません。

 

 今一度、「私」 にとって大切なものを考えてみませんか?

 

 

 

2、従来の流派茶道の稽古

 

 これまでの流派茶道の稽古では、2つのこと重んじられてきたと考えられます。

 それは、「点前」と「免状・許状」です。

 

・点前について

 点前とは茶を点ずる所作のことです。

 もてなす客人、扱う道具、場所の条件、時間帯、季節などに合わせて、数多くの点前がこの世には存在し、ひとつの流派を極めるだけでも数十年の歳月が必要となります。

 点前はだんだんと複雑になり、所作の数も増えていきます。

 

・免状、許状

 免状、許状とは、自身が新たな稽古場を開いたり、次のお点前に進みたいときに、宗家から発行される「お許し」です。
 これらを発行して頂くには、非常に高額な費用が必要となります。

 これらの費用によって、流派は維持されます。

 

 

→これらはあなたをを豊かにしますか?

 長年稽古していくと、日常どころか、一生使わないであろう、複雑怪奇な点前や、「貴人点」という現代にはいない高位の存在を対象とした点前を学ぶこととなります。
 必要のない点前であれば、無論、学ぶ必要はありません。

 

 また、茶道教授や新たな点前を学ぶ許しを得るための「許状」は、ひとつひとつが非常に高額であり、そもそも「茶道の先生」になりたいと思って入門する人はどれくらいいるのでしょうか?

 

 ほとんどの人は、「自分」か「自分の大切な人」のために茶の湯を学びたいと思うのではないでしょうか。

 

 個人の日常を豊かにするための茶の湯の法が、いつのまにか団体維持のシステムと置き換わってしまっている現状に、なにか疑念を感じる方も多くいらっしゃると思います。

 

 

 

 

 

3、みよみよの会が最も大切にすること

 

 この会では「亭主と客人の関係性」を最も大切にします。

 

 

 その関係性を茶の湯で構成するためには、ただひたすら点前を稽古するのではなく、茶の湯全体を総合的に学ぶことが必要です。

 茶の湯には、点前以外にも多くの事柄があります。

 

・茶

・料理

・火

・花

・道具

・歳時記

・形式

・実技など

 

 いくら点前を稽古したところで、炭の扱い、火の付け方、灰の整え方が分からなければ、お湯も沸かせません。お湯がなかったら、どんなに名物を揃えたところで、茶は点てられません。

 総合的に学ぶと言うことは、茶会本番だけではなく、下準備から片付けまで全てを習得するということです。それが叶って、はじめて茶の一服となり得ます。

 

 「みよみよの会」では、従来の稽古場では行われてこなかった「知識の拡張」を目的としたお稽古をすることで、より自由に茶の湯を用いることを目指します。

 つまりは、「流派のために点前を訓練」するのではなく、「自分の大切な客人をもてなす法」を学びます。

 

 茶の湯は目的ではなく、あくまでも方法なのです。

 

 その実践形として、一年に四回ほど、お茶室でのお茶事を行い、茶の湯の原始的な楽しみを再確認します。

 

 

 

 

最後に、自由な「みよみよ」 

 

 当会は、新たな流派でもなく、特定の流派への所属もありません。

 

 あくまでも「茶の湯を学び、楽しみ、その喜びを共有する」ことだけを目的とした、武井宗道の単独の会です。

 そのため、他の流派に属している方はもちろん、未経験の方でも気軽に参加することができます

 

 また、従来のお稽古場では、一度でも休んでしまうと所作や作法、点前の順番を忘れてしまうことに気後れすることもあったかもしれませんが、みよみよの会ではひとつひとつの講座が単発型ですので、興味のある項目だけをピンポイントに学ぶことができます。

 忘れたり遅れたりということを気にせずに、自由にご参加ください。

 

 この会では、主催の武井宗道を含め、皆が等しい存在です。

 

 共に、茶の湯を味わい尽くしましょう。

 

 

 

 

●8つの知識と2つの実践


 みよみよの会では、8つの知識講座と、2つの実践稽古によって茶の湯を学びます。

 

 

8つの知識

2つの実践

●入門十体

 入門した方には、まず初めに十回の稽古を受けて頂きます。

 ここでは、茶の湯の基本的所作、点前、そして知識を総合的に学びます。

 まず初めに、茶の湯の全体像を把握することで、今後の学びをより明確にします。

 

 第一回「お茶の飲み方」

 第二回「お茶の点て方」

 第三回「畳の歩き方」

 第四回「茶の湯の歴史」

 第五回「現代の茶の湯」

 第六回「薄茶と濃茶」

 第七回「茶事と茶会」

 第八回「茶道具」

 第九回「茶の湯について」

 第十回「まとめ」

 

 

 

 

●稽古場所について

・森下稽古場


※通常はこちらで稽古します。

森下文化センター 四階  茶室

〒135-0004東京都江東区森下3-12-17

最寄駅 

  清澄白河駅 

      都営大江戸線、東京メトロ半蔵門線

  森下駅

      都営大江戸線、新宿線

https://www.kcf.or.jp/morishita/access/



・大聖護国寺


※茶事や茶会の時に遠征します。

 〒370-0884 群馬県高崎市八幡町675

https://daisyou-gokokuji.net/




●稽古料のご案内

・入会金

一万円

 

・年会費

五千円(初年度は入会金に含まれます)

 

・稽古料

点前 三千円/一回

講座 三千円 ※講座によって若干の変動あり

 

・お稽古セット

五千円(扇子、帛紗、帛紗ばさみ、懐紙)

※既にお持ちの方は購入しなくてけっこうです。

 

 

※お免状や許状はありません。



●稽古日

 

 毎週金曜日の夜、土曜日、日曜日のいずれか(茶室の予約の関係上、変動があります)。

 前の月に稽古日をお送りし、調整さんで参加の可否を頂きます。
 
詳しくは下記申し込みより、お尋ね下さい。


 

 

●今後のお稽古日予定

森下文化センターにて。

体験は点前稽古のみ。


何も書いていないところは、点前稽古です。

※夜の稽古は蔓延防止・緊急事態宣言が解かれれば22時までお稽古します。

 

 10月
    3日 9時〜14時
      15時〜16時30分 茶花 10月〜12月
    9日13時〜17時
      18時〜19時30分 名残・口切について
   10日 9時〜14時
      15時〜16時30分 草の灰形
   15日18時〜20時
   17日 9時〜12時
   22日18時〜20時
   24日 9時〜14時 
      15時〜16時30分 名残・口切について
   29日18時〜20時
 11月 
※清澄白河「本と川と町」イベントに参加予定であるため、変更する可能性があります。
    7日 9時〜12時    稽古場炉開き その後点前稽古
      13時〜15時30分 茶事演習  
      17時〜20時
   13日・14日       口切・炉開 茶事
   19日18時〜20時
   20日 9時〜17時
 12月
    3日18時〜20時
   10日18時〜20時
   12日 9時〜14時
      15時〜16時 座学
      17時〜20時
   17日18時〜20時
   19日 9時〜14時 
      15時〜16時 座学    
      17時〜20時
   26日13時〜20時
   28日 年納めの茶会     

●申し込み方法

 みよみよの会は随時、無料体験を受け入れております。

 まずは森下のお茶室で一服しながらお話ししましょう。

 お気軽にどうぞ。

 

体験申し込みフォーム

 

 

 

●武井 宗道について

 大学を中退し、武家茶道の宗家にて内弟子入門。卒業の際に「宗道」の号を頂く。宗家にいることの魅力を感じながらも、流派形成以前の本来的な茶湯への興味が諦められず、独立。それより、個人、企業、団体、町、国、宗教など、様々な人々との関係を重ねながら、一服を点てる。

 

もっと知りたい方はnoteをお読み下さい。

 

 

これまで、2013年、ミャンマー国軍司令官、夫人へ呈茶(浅草寺伝法院)、2014年、タイ・ KOL KIMONO Japanese Experiencesにて茶会、ドイツ・ザイン城にて茶会、モンゴル参謀官へ呈茶(浅草神社)、円覚寺佛日庵にて茶会、2015年、粋場稽古主催(IKI-BA)、2016年、船上茶会開催、2017年、茶暦セミナー(ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮)、NHKカルチャー講師、学習院生涯学習センター講師、などの茶会、座学、稽古、また、雑誌『和楽』にて、「茶帙(ちゃじつ)」という茶箱の提案など、様々な活動をしている。 
主な活動場所として、深川陽岳寺、ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮、ホテル雅叙園東京、森下文化センター稽古場がある。