●概要
茶の湯の五感は、茶事の流れを汲みながら、己の精神・肉体の感覚の本性を見つめる茶会です。
流派も経験も何も問いません。
今一度、己の中に立ち返りたいものをお持ちの方。
ご参加をお待ちしております。
●ご説明
茶の湯の五感は過去に三回開催し、すべて満席を頂く好評を頂きました。
今回は三年ぶりの開催となります。
この会は、流派や団体のしきたりから離れ、多くの人と茶の原点を見つめたいという思いから立ち上げた茶会です。
誰かに躰と心を委ね、思いのままにひとときを過ごし、帰る頃には新たな何かが身に宿る。
それは、茶という現実的な作用を持つものがあって初めて成される体感だと思っております。
また、近年、茶道人口は減少の一途を辿っていますが、日常的に茶を飲む人口は若者を中心に増えていると感じています。
様々な方向性が示唆される今、四百年もの長い間培われた「茶事」という、世界で唯一の方法を用いて、皆様をもてなしたいと思います。
境をまぎらかして一体化するそのときを、ご一緒できること、楽しみにしております。
武井 宗道
●流れ
・開催前
巻紙(ご希望の方へ、ご自宅にご案内をお送りします)
・開催当日
寄付(待合にて客人同士顔合わせ)
↓
初入(茶室にて炭、香、料理、音など)
↓
中立(待合にて心身を整える)
↓
後入(茶室にて濃茶、薄茶)
↓
寄付(帰宅の準備) 終了
●日時
4月
29日
30日
5月
1日
2日
3日
4日
5日
各
昼の部 12時〜15時(30分前開場)
夜の部 18時〜21時(30分前開場)
●場所
清洲寮 茶室
〒135-0021 東京都江東区白河1−3−13
※部屋番号は、参加者の方へお知らせ致します。
※清洲寮は築90年の建物で、今も多くの方がお住まいです。入場の際はお静かに願います。
●参加費
一万円
※キャンセルは開催二日前を過ぎると100%頂戴致します。
●持ち物・服装
持ち物、経験一切不要。
服装は平服でもけっこうです。
●参加方法
https://forms.gle/PZzKAX46jnTthV1F9
●過去の様子
2018年
https://yukichi.co/p-h-a-n-t-a-s-m-a-kakejiku-version
2018年 ゆらぎのめぐり
2019年 春の逍遥
●空間構成
・武井宗道
武家茶道宗家に内弟子入り。2013年卒業、宗道の号を頂く。2014年、流派より独立。現在、各地で流派に依らない茶会を催す。
他にも、茶箱の企画など、現代の暮らしに合わせた道具の提案もしている。
これまでの活動場所として、目黒雅叙園、鎌倉円覚寺、陽岳寺、佐原町屋、IKI-BA、246COMMON、三越伊勢丹などがある。
現在は築90年の清洲寮に炉を切って活動中。
・土屋由貴
映像作家
東京在住。
フリーの映像制作の傍ら作家・アーティストとして作品発表を続ける。
美大生の頃より絵画的な表現の映像作品の制作を始め、
映像の展示方法や空間についても既存の手法にとらわれない方法を探求している。
グループ展・個展多数。2018年より茶会においての映像掛軸制作を始める。
[Webサイト]
https://yukichi.co/
・秋本純一
1979 年 東京都生まれ。
2000年 武蔵野調理師専門学校卒業後、銀座【マキシム・ド・パリ】のコックとして
入社しフランス料理の基礎を身につけたあと、数々のレストランやカフェで
メニュー開発やホール接客、新規開業準備などに携わり飲食店のマネージメントスキルを学ぶ。
2013年 株式会社福寿園に入社し、東京駅八重洲口グランルーフに同社直営の
【ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮】の開業準備に携わり、翌年、料理長に就任。
2020年 同社退職後、【FRSコンサルティング】代表として独立。
トック・ブランシュ国際倶楽部 正会員
一般社団法人日本フードビジネスコンサルタント協会 理事