八月の講座

◆古田織部について
古田織部は「ヒツミ候也ヘウケモノ也」と評された茶道具を生み出した美濃の奇人です。千利休の一番弟子として、それまで積み重ねられてきた茶の湯の系譜を受け継ぎ、自身の美学を投影させた織部の数寄とは一体どのようなものであったかを、彼の生涯や茶道具などを見ながら、2回に分けて学びます。

前半 
2(日) 13時〜14時30分
9(日) 20時〜21時30分

後半 
14(金) 20時〜21時30分
29(土) 13時〜14時30分
◆会席料理の成立
現在では多くの茶道流派や料理屋で「懐石」と言う字が使われますが、利休の頃は「会席」と書かれていました。茶の湯で用いられる会席料理の原点やその成り立ちとは、なぜ字が変わったのか、などを分かりやすくお話します。

  9(日) 13時〜14時30分
22(土) 20時〜21時30分

※いずれも同内容の単発講座です。



◆茶入について
安土桃山時代、もっとも価値ある道具は茶碗ではなく茶入でした。当時の茶人たちはなぜ茶入に思い込めたのか。また、どのような歴史的分類があるのかを解説します。
  
14(金) 13時〜14時30分
29(土) 20時〜21時30分

※いずれも同内容の単発講座です。
  
  
  
◆茶と花 葉月
茶花で使われる植物の文化史を学びます。日本人は和花に対してその美しさ以上に、花、葉、種などが如何に機能的であるかを求めてきました。名前の由来であったり、どのような使われ方をしてきたのかなどを、お話します。
※花を生ける講座ではありません。
  
  
16(日) 13時〜14時30分
16(日) 20時〜21時30分
  
 ※いずれも同内容の単発講座です。